三桃シ倒語の日記

お前の枠にはまってたまるか

かっぺの戯れ言

東京の百貨店でメダカが売られているのが田舎の人間には滑稽であったのだが、こちらの道の駅でもメダカやザリガニが売られており、誰の所有かもわからない小川で生き物を採取するのにも色々問題があるのか、それとも自らが生き物を採取することそのものに抵抗感があるのか、まあ一昔前とは事情が異なるのだろう。

 

田舎は良い。原付でいくらか走れば美しい風景に巡り会える。しかし、私には田舎の方が息苦しい。

最近、色んな境遇の人間と関わるようになって気がついたのは、私は本質的には人間が嫌いではあるものの、ウマが合えば何とかやっていけるかもしれない、助け合って生きていけるかもしれないという無意識の願望を抱いていたことだ。

田舎だとウマの合う人間に会うのも一苦労だし、運が悪ければ偏った古い価値観の人間達と長く関係を保つ羽目になるから少々面倒だ。コミュニティの出入りが自在に出来、村八分に合っても雑踏の中に紛れ込んでいける(はずの)都会の方があっている。思い込みに過ぎないかもしれない。田舎で上手くやってこれなかった人間が都会で何ができるのかは未知数である。

 

また、東京に向かう。