三桃シ倒語の日記

お前の枠にはまってたまるか

水出しコーヒーに手を出す

去年の記事で毎朝熱湯で抽出して氷で冷やす方式でアイスコーヒーを嗜んでいる旨を書いたが、やはり手間がかかるので今年は水出しコーヒーを作ることにした。

下記の道具を揃える前はコンビニでコーヒーを買って出勤するパターンも多かったが、職場の最寄駅から職場までの道のりにコンビニがなく、寄り道しないとコーヒーが手に入らないのは不便だったので、自宅で朝一番にコーヒーを飲むことにした。

 

 「珈琲の大事典」という本を参考に、まずは豆選びから。思考停止でブレンド豆、というのも味気ないので、アイスコーヒーに適したものを。焙煎度はフレンチ、メッシュは細挽き。

 

珈琲の大事典

珈琲の大事典

 

 

水出しコーヒー用のポットを手に入れる。書籍にも掲載されていた、有名メーカーでお手頃なものがあったので、これで決定。 

 

 作り方も簡単で、コーヒー粉をフィルターの中に入れ、水を少しずつ注いで8時間ほど抽出すればよい。

選んだ豆だとそこそこ苦味が強いが、冷水がほどよく中和してくれて、なかなか爽やかな味わいである。昨年に比べると、朝の慌ただしさがなくなり、余裕をもって飲むことができた。

 

欠点は、ペーパードリップより遥かにフィルターの掃除・片付けが面倒なことだろうか。

まず、抽出した後のコーヒー粉をできるだけ三角コーナーに捨てるのだが、フィルターに張り付いているので多くを取り出すのには骨が折れる。仕方なくフィルターの外側から水を流して掃除するが、シンクがコーヒーまみれになってさらに掃除の手間が増える。揚げ油の凝固剤のようなものがコーヒー粉に使えたら良いのだが。