私は普通自動車運転免許、いわば「普通免許」「普免」をもっていない。
持っていて「当たり前」な風潮が強い普通免許だが、何故持たないか。その理由は主に二つある。
・空間認知能力が低いと自覚している(つまり、適性がない)
・自動車の購入や自動車の維持による出費を抑えたい
しかし、「顔写真付身分証明書」の便利さに惹かれ、ついに免許の取得を覚悟し、試験と事務手続きの面で警察のお世話になることになった。
ただし、普通免許ではなく、「原動付自転車運転免許」である。
- 作者: 長信一
- 出版社/メーカー: 高橋書店
- 発売日: 2007/06
- メディア: 単行本
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免許取得のための学科試験を合格するために買ったのは赤シートで問題の解答や空欄を隠すタイプの、このテキスト。表紙にある「5つの対策」とは、「ひっかけ問題対策」であり、具体的に言えば以下の通りである。
1.数字
2.標識・標示
3.例外のあるルール
4.読解力
5.ケアレスミス
学科試験は交通ルールを問う試験であるが、ひねくれた表現がなされた問題もあり、「国語の試験」だと言う人もいる。本書ではその「国語の試験」にも対策が練られており、主に「3.例外のあるルール」「4.読解力」が該当する。
勿論、単なる試験対策のみならず、運転手が守るべき交通ルールや心構えについても触れられており、地域によっては見る機会が少ないであろう標識や標示までカバーされたフルカラーの折り込みも役に立つ。
お陰様で満点で試験に合格できた。
*追記
デジタルな今時、紙媒体以外で学習を進める方法もある。
・ゲンチャレ!原付免許試験問題にチャレンジ
日本二輪車安全普及協会による原付免許に特化したページ。
学科試験(このページでは筆記試験と表現)の問題集が5つあり、実際の学科試験と同様の問題数と配点で問題にチャレンジできる。
スマートフォンでも無料で手軽に試験対策ができる。
問題数が300問と多いのが特徴である。
無料なので仕方のない部分ではあるが、間違えた問題のブックマークができないこと、文章題のみの構成であり図が掲載された問題がないことが難点か。
Android版もGoogle Playで配信中。