三桃シ倒語の日記

お前の枠にはまってたまるか

使い捨て労働者の茶番劇

今の会社に入社した頃、よく

「三桃シ倒語さんは皆を引っ張っていくリーダーになるのだからしっかり仕事を覚えてほしい」

と言われた。

入社して2ヶ月となった今、よく

「三桃シ倒語さんが頼りなんです」

と言われる。

しかし、近日私は契約期間の終了というかたちでこの職場を去ることになっている。

リーダーだの何だの言われて育てられて、頼りにされた人間が3ヶ月で去っていく。

とんだ茶番劇である。

この雇用形態を選んだのは紛れもなく私自身の責任である。しかし、そんな人間を雇った責任は私自身にはない。あるわけがない。

職場も有期雇用であることは承知していたはずだが、それにも関わらず「せっかく育て上げたのに」と言わんばかりの言葉が襲ってくる。

矛盾。

正規、非正規に関係なく雇用形態を変えて会社に引き込む、という柔軟なこともできず、育て上げた人間を手放すことしかできないでいる。
本当にリーダーとして長く働いてもらいたいなら、何故その人材を派遣から選ぶのだ?

全くもって理解不能である。
「君は使い捨てだからね」と率直に言われたほうがまだわかる。

馬鹿馬鹿しい。

『ルパン三世』と表現の自由

ルパン三世は、1967年に登場したアウトローである。

「盗む」為なら手段は選ばず、時に人を殺し、時に女を姦す。

 

メディアミックスにより47年に亘り活躍する『ルパン三世』の過去の作品には、時事問題や技術の進歩を感じさせる描写がある一方で、現代にはふさわしくないとされる表現が含まれていることが 多い。

 

差別語。

倫理問題。

性的描写。

 

その為に、原作漫画のサブタイトルが変更されたり、キャラクターの台詞が変更・加工修正されたり、エピソード内でシーンが省かれたりする。

今月28日には劇場版アニメ第1作、所謂『ルパンVS複製人間』が金曜ロードSHOW枠で放送されるが、この作品がノーカットで地上波放送されることはおそらくないだろう。同じく何度も放送されている『カリオストロの城』は近年ではノーカットであるのに対し、こちらは「ふさわしくないとされる表現」のオンパレードなのでカットは免れられないのである。

では、肝心のカットされる部分はどこなのか。隠されると余計に知りたくなるのが人間の性だ。女性用下着が包み込む「もの」を観たくなるのと同じだ。「ふさわしくないとされる表現」なので明言は避けるが、カットされる主な表現は以下の通りである。

 

・崩壊したアジトに立ち寄ったシーンで、五ェ門と口論になった時の次元の台詞(あるいはこのシーン全体)

・ルパン、次元、五ェ門が砂漠をさまようシーン(尺の関係か?)

・ルパンがアドルフ・ヒトラーのクローンと鉢合わせするシーン

・ルパンが試験管ベビーを目撃するシーン

・ルパンがマモーと初めて会ったシーンの、マモーの台詞

・ルパンの夢

 

上記のシーンはVHS、DVD、BDといった映像ソフトにおいて視聴可能である。ソフトによってはカットされるシーンもあるが、「オリジナルを尊重して……」との但し書きも添えてほぼノーカットで収録されているソフトもある。

残念ながらこの映画が公開された年には私はまだ存在しておらず、「劇場版公開時」の『ルパン三世』は観たことがない。もしかしたら、ソフトにも収録できない「劇場限定」シーンがあったかもしれない……。いや、既にオリジナル全てをソフトに収録しているのかもしれない……。

探究心は止まらない。

 

 

ルパン三世?ルパンvs複製人間〈クローン [VHS]

ルパン三世?ルパンvs複製人間〈クローン [VHS]

 

 

 

ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD]

ルパン三世 ルパン vs 複製人間 [DVD]

 

 

 

ルパン三世「ルパンVS複製人間」[Blu-ray]

ルパン三世「ルパンVS複製人間」[Blu-ray]

 

 

 

 

バイク王と『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』

ルパン三世バイク王のCMに登場するようになって久しい。
ルパン三世やその一味、銭形警部がバイクを乗り回す作品はいくつかあり、有名なのは夕日をバックに峰不二子がバイクで走る1971年のTVシリーズ、所謂旧ルパンや緑ジャケットと呼ばれる作品のEDであろう。では、バイクの機動性を存分に活かした作品は、何だろうか。

個人的には、1985年7月13日に公開された劇場作品『ルパン三世 バビロンの黄金伝説』だと思う。

バビロンの黄金伝説』の序盤、ルパンと銭形が「追いかけっこ」をするシーンがある。ルパン作品ではありふれたシーンである。しかしただの「追いかけっこ」ではない。故マイケル・ジャクソンをモチーフにしたモニュメントの内外での、バイクによる「追いかけっこ」である。
ジャクソンの口、鼻、眼、耳を利用して隠れたり追いかけたり……バイクの機動性と、漫画アニメだからこそ表現可能な自由度が上手くマッチしている。多くの尺が割かれたこのシーンは、本作品のスラプスティック・テイストを象徴するシーンとも言える。

しかしルパンと銭形が乗っているバイクの車種は不明である。単なる私の無知なのかもしれないが……。設定資料にも車種が書かれていない。解っているのはアメリカンタイプということぐらいだ。

と、いうわけで、本作品で登場するバイクの詳細を求む。

ルパン三世 バビロンの黄金伝説 [DVD]

ルパン三世 バビロンの黄金伝説 [DVD]

鬱、苦しい国

生きる意味は相変わらずわからない。

再発した中二病と小さな哲学は終わらない。

明日は何が起こるかわからないのに、どうしていつも同じように寝て起きるのか。

「いつも」って、何だ。

「いつも」が「いつも」あると思ったら、「いつも」が「いつも」じゃなくなった時、耐えられるか。

切り札はあるか。

冗長性はあるか。

生きていけるか。

田舎メンヘラ娘の自己満足

心療内科に通い、薬が増えたり、減ったり、種類が変わったり……薬から抜け出せない。


当初プラシーボと疑ってやまなかった薬に依存して、明日のためにと200mlの水とともに体に流し込む。


このままではいけないと思いながら、断つ事ができず、言い出せず、メビウスの輪から抜け出せない。


嗚呼そうだ、タバコのマイルドセブンメビウスという名称に変わった。ニコチン依存も、メビウスの輪から抜け出せないと揶揄しているのか。


酒、薬、煙草。

何が救いなのか。

田舎メンヘラ娘の夜は、いつも雨だ。

なかなか便利な文房具 ホッチキス編

生きる意味ばかり求めていてもつまらないので、たまには自分の書きたいことを書く。

マックス タテヨコホッチキス HD-10V ホッチくる ブルー HD90530

マックス タテヨコホッチキス HD-10V ホッチくる ブルー HD90530

ホッチキスの針を出す部分を90度回転させ、縦方向にカチャッと紙をまとめることができる「ホッチくる」。
文章だけだと「何が便利なの?」と思われるかもしれない。縦方向に綴じることができるということは、つまり中綴じが可能になり、「紙の束」を「冊子」にすることができる。
使い道は、セミナーやプレゼンテーションの資料、同人誌のコピー本など。綴じることができる枚数が少ないので用途は限られてくるものの、手軽に中綴じができるのはありがたい。

サンスター はりトルPRO 4765800

サンスター はりトルPRO 4765800

ところで、「ホッチくる」は一般的なホッチキスのお尻についている「アレ」、リムーバーがない。「はりトルプロ」は針を取る機能に特化した文房具である。
分厚い冊子に使うと紙を痛めてしまうという難点があるが、ホッチキスの針をテコの原理で楽にとることができる。Amazonのレビューによると、紙の本をスキャンして電子書籍にする「自炊」で重宝されているようだ。

バタ子さんの給料はいくらなのか

ぼんやり。


生きる意味がわからないから、労働し、本を読み、無駄毛を剃り、靴を洗う。


昔から馴染みのあったお店がどんどん閉店していく。

そして、新しいお店が増えていく。

それでもいくつかは上手くいき、いくつかは数ヶ月で去っていく。


安定などない。


肩を叩かれるかもしれない。


ケガや病気を患い、休職や退職を余儀無くされるかもしれない。


安定という架空のものにすがっていたら、それが架空だとわかった時にあらゆるものが崩壊する。


何故生きる。